営業という最強の技術のはなし(1)

今回のトピックは特に学生さんを始め就職活動をされている方にはおすすめですよ〜。

巷では「営業をやりたくない」「営業にはなりたくない」ってよく聴きますよね。

  1. 私はデザイナー(技術職)だから営業なんかできない(したくない)
  2. 営業は(見ていて)辛そうだから、私には無理
  3. 良い物を作っていれば「営業」は必要ない

云々、老若男女問わず「営業」と聞くだけで過敏に反応する人の多いこと!

そういう人の口調からは「営業は、手に職がない人がやらされる職業」という意味が読み取れる気がします。あるいは「人前に出ていって辛い思いをしなければならない(から嫌だ・やりたくない)」や、「良い物は勝手に売れるから、営業は不要」、と。

その認識、間違ってます。
むしろ営業は最強の技術職で、その技術の原石は誰もが持っているものなのです!
つまり誰でも「営業」をやっていて、あるいはやることができる状態で、営業とは磨けば磨くほど輝いていく「技術」なんです。

技術職 vs 営業職??

私は最初に「1.デザイナー(技術職)だから…」というように、営業職とそれ以外を分け、それ以外を技術職と仮定してみました。
それ以外の方々は口々に「営業はできない」と言っています。皆さんの職場でも聴くことありますよね?
ではこの状況はどうでしょうか。
デザイナーでもプログラマーでも「どんな事が出来るか」を社内アピールしなかったとします。持てる技術をアピールすること、新たに獲得した技術を知らせることをしなかったら、一体誰がそのデザイナーやプログラマーの能力を活かしてあげられるのでしょう?誰かが勝手にあなたの能力を発掘してくれますか?そんなことではシンデレラが鼻で笑いますね。
一方で、社内で仕事が集まる人が居るとします。よく観察するとこの人は自分の能力を社内アピールしていて、仕事も相談事までも彼(彼女)のところに集まっているようです。
このように、社内アピールする人とそうでない人には明確に差が出ます。

では仕事を離れて、プライベートの状況で考えてみましょう。
あなたは映画が好きで、観て気に入った映画は人に勧めずにはいられません。
あるいはアウトドアでのアクティビティーが好きで、週末になると山や海に出かけるだけではなく、その道具選びにもこだわりがある、とします。
こういった趣味の話は、自分の行いを知り合いや友人に教えたりしますよね。同じ趣味で繋がる人間関係もあるのかと思います。
そこであなたに伺います。
あなたのセールスポイントは何ですか?


……
………

気付きましたか?
営業を英語で言うと「セールス」。
映画の情報に関しては好きで色んなことを知っているあなたのセールスポイントは「映画好き」だし、アウトドア用品のこだわりを誰かに説明できるあなたはアウトドア用品の知識がセールスポイントである…と周りの人達(知人や友人や家族など)が認識しているんです。
それは、あなたが知らず知らずにアピールしているから。
アピールには「人を惹きつける魅力」という意味があります。
あなたが映画の話をしているから、同じアンテナを張っている人に届いている。あるいは、それがあなたの魅力の一部として他者に認識されている。アピールの結果です。
社内でアピールしないのは、フタが閉じた四角い無地の箱の内側から「誰か私を知って!」と願ったまま動かないようなもの。さすがにプライベートでもそこまでの人はあまりいないんじゃないでしょうか。

サスガにその例えは極端なんじゃない?
と思われる方もいるかもしれません。でも仕事となるとこういう状況って本当に多いんですよ。

その好きさ加減や知識量の大小を他の誰かと比べて、自分は劣っているからアピールはしないんだと決めているなら、その考えも間違っています。
劣っているかどうかを勝手に決めているのはあなた自身。他の人があなたをどう捉えるかは「他の人の問題」であって、他の人の意思決定はあなたが決められることではありません。あなたのスイッチはあなた自身しか触れないんです。今すぐ「自分が劣っているスイッチ」をオフにしましょう!


難しく考えるなんて、モッタイナイぜ!

難しく考えるなんて、モッタイナイぜ!

オススメ職は普段から自然にやっている

私たちの生活は、他社との関わりが必ず発生する「社会生活」です。
私たちは他の人と関わる事無しに生きていくことはできませんよね。蛇口を捻って出てくる水でさえ、人の手によって「飲める状態」にしてもらっているのですから。
無人島にナイフ1本持って行くにしても、その「ナイフを作った人」や身につけている「衣服を作った人」の存在を忘れてはいけません。

最近テレビ番組「マツコの知らない世界」で、おはぎが紹介されていました。美味しさや見た目だけでなく、ラグビー日本代表もエネルギー補給におはぎを食べていたということですから、翌日も早い段階で、まるで最初からこの世に存在していなかったかのようにおはぎが売り切れてしまっていたようです。
というのも、「売り切れる直前でなんとか手に入れた!」と和菓子に慎重な私(かつて和菓子が苦手だったが「クリケットの栗推し」を通じて和菓子の魅力にやっと気付いた)にわざわざ豆大福を買ってきてくれた人がいて、それでも慎重な私に緑茶まで用意して勧めてくれたんです。きっと並んで買ってくれたんだと思います。
その豆大福の美味さと言ったら、絶妙な塩加減とほのかな甘み、豆と餡子と餅の堅さのバランスから生まれる歯応え、和菓子の奥深さに感動してしばらく無言になってしまいました。
営業という言葉自体に嫌悪するなら「オススメ職」と言い換えても良いですね。

オススメ活動は普段の生活の中でも普通に行われています。
自分が行った美味しかったラーメン屋、雰囲気に浸れる喫茶店、カレー屋、焼肉屋、小料理屋……ってほぼ食べ物屋さんです(わー)けど、公私跨いで会う人にオススメしています。それで何が起こっているかというと、私のところに食べ物屋さんの情報が集まってくるようになったんです。オススメ行為を行うと、巡り巡って自分にオススメ情報が集まってくるんです。

物事がこんな風にくるくると周り出すようにするには、個々が社内アピールを始めることが大事です。
そしてそれは自分のセールスポイントを他者に認識させる行為=オススメ活動=営業活動なんです。
海外では「Kibela」や「Slack」というグループウェアが流行っていて、これは「社内個人同士のコミュニケーションツール」でもあるんです。スタートアップの企業をはじめ大企業まで「コミュニケーションの大切さ」に気付いている事業主は、それを円滑にするためのツールを積極的に採用しているんですね。タスク管理やToDo・PDCAばかりに目が行きますが、営業という職種の理解を深めたりこの職種のポテンシャルを伸ばすためには実はコミュニケーション(個々の社内アピール活動)が組織を強くしていくために最も重要であることがお分かり頂けたかと思います。

まとめ:営業は普段から誰でもやっているオススメ活動である→できない、じゃなくて、やってる!

営業が忌み嫌われる職業のように言われてしまうのは、実は営業のヒミツに気付いた人が流布したウワサ(=人を近付けないように自分で蒔いた悪いウワサ)なのではないかと思ってしまうほど。だからやったこともない人でさえ「営業?無理です」なんて言っちゃうんですね。
このヒミツに気付いた私が「営業」という言葉に過敏に反応する人(営業を嫌悪する人)に対して思うことは、「この人はヒミツを知る権利を放棄した人」と思っちゃうんですね。「もともと持っているのにモッタイナイなぁ」と。
物事の真実や本質は、実は多くの人が知っている事なのではなくて、求めて手を伸ばしている人が摑める所にあるものなのかもしれません。それが自分の中に眠っているとしたら、やはり手を伸ばせるのは自分だけですよね!これが私が「営業技術の原石は誰しもの中にある」という理由です。

次回は、「2.営業は(見ていて)辛そうだから、私には無理」を掘り下げてみたいと思います。ではまた来週の火曜日に!

売上向上アイディアロケットは、ここをちょっと変えれば新しい風が吹くような、皆さんのビジネスのお役に立てるアイディアや仕事のコツなどをお伝えするコーナーです。火曜日の朝8時にアップします。

この記事を書いたひと

ツッチー@クリケット代表

感動映像クリエイター

高校卒業後アメリカの大学へ留学し、美術学部デザイン課を専攻。帰国後は広告代理店勤務、制作会社、営業の修行をすべく外資系損害保険会社勤務を経験。制作や営業の経験を活かし岩手で「写ネットいわて」を立ち上げ、写真撮影や記念品の制作において多くの感謝の手紙をお客様よりいただく。印刷会社勤務での制作を経て独立、クリケット創業。餃子作りが趣味です。

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高校卒業後アメリカの大学へ留学し、美術学部デザイン課を専攻。帰国後は広告代理店勤務、制作会社、営業の修行をすべく外資系損害保険会社勤務を経験。制作や営業の経験を活かし岩手で「写ネットいわて」を立ち上げ、写真撮影や記念品の制作において多くの感謝の手紙をお客様よりいただく。印刷会社勤務での制作を経て独立、クリケット創業。餃子作りが趣味です。

なも

想いをカタチにするWEB・筆文字デザイナー

柴犬大五郎と暮らす、犬とペンギンをこよなく愛するwebデザイナー。
筆書きや手書き文字デザインも担当しています。趣味はキャンプ、食べ飲み歩き。

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