「買うなら岩手のもの」運動に寄せる想い
「在り方」の変容
私たちの仕事は永久でも恒久でもありません。
それは、例えばdocomoのiModeというサービスが無くなった時や、
インターネット普及によって店頭販売だったものがオンライン通販に変わっていた事に代表されるように、
需要と供給が変わる事が起こりうるからです。
そして、今まで考えもしなかった「人が外に出歩かない」という状態が私たちの周りで起こっています。
「人が外に出歩かない」という事だけで、
・来店型の店舗の在り方
・来場者を見込んだイベントの在り方
・人を運ぶ事業の在り方
・出勤(出社)という勤務の在り方
など多くの影響についてほぼ強制的に対応を迫られる状況になっています。
「できること」で地域貢献する
クリケットはホームページの製作や運用支援、企業の営業支援を行う小さな会社です。
会社規模は小さいながらも、大きなポータルサイトの立ち上げから運用のノウハウを持っています。
私たちはこれが出来ます。
私たちが出来ない事は、同じ目的に向かえる人や組織にチカラを借ります。
こうして有志連合が出来上がり、それぞれが「出来ること」で目的を共有するという繋がりを持つことができました。
これが後の【「買うなら岩手のもの」総合サイト製作委員会】の立ち上げに繋がります。
「買うなら岩手のもの」運動に寄せる想い
大好きでよく利用していた宿泊施設が閉館してしまったという経験が私にはあります。
そこは地元で採れた食材を使って料理を振る舞ってくれ、
私の大好きなサウナも完備されており、
毎年泊まりに行くだけではなく、日帰り温泉も利用していました。
食事の時は、給仕さんが地元の食材の紹介をしてくれて、シェフもスタッフも地元愛に溢れる人たちでした。
宿泊施設としては至らない部分も、お客様の声として意見を投函すると、それに真摯に向き合い改善に努めてさえくれていました。
そこが閉館するとニュースが出た時、私は何か大きなものを失ってしまったと思いました。
私や家族の笑顔がそこの場にもうなくなってしまうという喪失感です。
コメント投稿式の旅行サイトには、辛辣な意見が並んでいたのを後から見つけいたたまれない気持ちになりました。
世の中には「評価」したい人が沢山います。
「好き」を繋げていくのは容易ではないかもしれません。
マイナスの評価は声が大きい人が発し、行った事も無い人がその評価で判断する事があります。
それがお店にとって機会損失となってしまうのです。
私の「好き」は10人の人には合わないかもしれません。
でもだからこそ、「好き」を発信する意味があると考えています。11人目には届くかもしれませんから。
コロナ禍のもと、岩手県内で苦戦を強いられているお店や企業は、必ず誰かの「好き」が支えになっています。
もちろん世の中がこうなる前から、誰かの「好き」に支えられてきたはずです。
この「好き」を繋げていくのが地域のポータルサイトの役目であると私は考えています。
「買うなら岩手のもの」総合サイト公開は5月25日から
「買うなら岩手のもの」総合サイトの公開は、2020年5月25日を予定しております。
ただいま掲載希望のお店・施設の情報を募集しています。
登録はこちらから。
■「買うなら岩手のもの」総合サイト
https://katte-tabete-iwate.com
■岩手県「買うなら岩手のもの運動」~買って、食べて地域を元気に応援キャンペーン~
https://www.pref.iwate.jp/sangyoukoyou/sangyoushinkou/chiiki/1027747.html